眼瞼(睫毛)内反症手術
眼瞼・睫毛内反症とは
俗にいうさかまつげです。
上瞼、下瞼のどちらにも生じます。
睫毛が眼球に直接あたるため、異物感を生じたり、目やにがでやすくなってしまいます。
手術は内に向いた瞼を外に向ける手術となり、上眼瞼内反症には美容外科で行なっている埋没法(二重まぶた形成術)や切開法を応用します。
瞬きのたびに睫毛が角膜に当たり痛みを感じる典型的な睫毛内反症です。
両側同時に埋没法を行いました。睫毛はきれいに外反し、角膜に当たることはなくなりました。二重まぶたになっています。
下眼瞼内反症の場合はその病態によって術式が異なります。
原因別に…
眼瞼皮膚・皮下組織の余剰(若年者)→Hotz法またはKakizaki法
眼輪筋の瞼縁への移動・集積→Wheeler変法(+Blepharoplasty)
下眼瞼牽引靱帯の弛緩→LERs advancement(+LTS)
を使い分けます。
老人性の内反症です。下まぶたを引っ張れば一時的に内反は治るが、瞬きをするとすぐ元に戻るという、典型的な下眼瞼牽引靱帯弛緩による内反症です。
Kakizaki法を行った術3ヶ月後の写真です。内反はきれいに改善されています。
手術費用は埋没・切開法問わず、どんな内反症でも片眼につき(H21.3.31まで)
1割負担の人で2000円弱
2割負担の人は3500円
3割負担で6000円程度であると考えてください
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